お知らせ 

社会福祉経営、10月号を発行しました

大阪支部機関誌「社会福祉経営」の10月号(10月20日付け、通巻16号)を発行しました。

◆障害福祉の状況について、きょうされん大阪支部の雨田氏にお願いしました。

現在行われている「衆議院選挙」にかかわり、主要政党HPに掲載された政策集から「障害/障がい」をキーワードに検索。確認できたものを抽出し整理していただいています。

また、投開票日翌日の28日、「障害者自立支援法違憲訴訟原告団・弁護団と 国(厚生労働省)との基本合意文書」に基づく定期協議が開催されます。どんな政治体制になっていても約束は守られなければならず、求め続けることが施策を動かす力となります。分野を越え連帯し、運動を強めたいと思います。

きょうされん 第47回全国集会が滋賀県で予定されています。近江学園などの優れた実践に活かされた伝統ある滋賀県での開催。実行委員長には滋賀大の白石恵理子先生が務めていただいています。

◆保育の分野でも秋は運動が高まる時期です。

9月15日には「秋の大運動スタート集会」が開催されました。

オンライン参加も含めて約330名の参加となりました。リレートークは自治労連、学童保育指導員、保育園の保護者、そして全国会議からは堺市みんなの保育園園長より、それぞれの立場から実態をお話していただきました。

講師の中西新太郎先生の講演内容の趣旨を掲載しています。

また、今後の全国行動の予定として、11月4日(月・休)に日比谷野外音楽堂で大集会。12月5日(木)に国会要請行動と続いていきます。大阪でも12月1日(日)に大集会を行う予定にしています。署名や行動への参加、ご協力を宜しくお願いいたします。

◆11/29の「第1回社会福祉経営研究交流会」の進捗状況の報告を掲載しています。

すでに参加申し込みは120名を超え、社会福祉関係者の多くの注目をいただいています。

同友会から継承されてきた理念と、それを生かして新たに創造された大阪支部の活動を刺激していくうえで、そして権利としての社会福祉を守り発展させていくために、「集い・学び・語り合い・つながる」そしてワクワクしながら「社会福祉の可能性を!」展望できる研究交流会にしていきたいと考えています。同友会から大阪支部に移行し、継承と創造的発展のなかで、無いものを創りだす大きな取組です。社会福祉の可能性を市場競争に委ねるのではなく、ヒューマニズムに立脚した学びあい語り合うことに、社会福祉の可能性があると確信しています。

午前の講演では、岸田奈美さんにお願いし、 車椅子利用者の母とダウン症の弟、幼い頃に急逝した父とのエピソードなどを綴った自伝的エッセイ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」をテーマにお話を頂きます。岸田さんはコロナ禍で悩みを抱える堺市のコスモスに取材しニュースでも放映された方でもあり、身近な存在としてお話に期待しています。

午後からの分科会では、5つのテーマで構成しています。分野をこえて地域に根ざしながら、保護者や家族と手をつなぐ共同の実践と次世代管理職の育成と経営について、思う存分に語り合いたいと思います。

ぜひ、大阪支部の方々だけでなく、関西ブロックや他の関係者の皆様のご参加をお願いします。

◆大阪支部、部やブロック活動の紹介

この間の支部の専門部や各ブロックでの取り組みをご紹介しています。

保育部会としては、12月6日に「子どもの人権と職員を守る保育園運営」をテーマにした学習会を予定されています。また併せて、「園長カフェ」も行われます。ぜひ、保育関係の皆様のご参加をお願いします。詳細は記事をご覧ください。

16号は下記よりご覧いただけます。

2024.10.社会福祉経営16号.pdf