２０２２年１２月、岸田政権は臨時閣議で 安保三文書を、国民に問うことも国会での 審議もなく改訂しました。これは旧安倍政権下で強行採決した安保関連法（戦争法） の具体化に向けた動きに他なりません。さら に、これを受けて、今後５年間で防衛費予算を２倍化するとともに、計４３兆円を確保 することが決定されました。その財源は明ら かにされていませんが、この確保のために 今後さらなる社会保障費の削減。公的責任の後退が進められていくことが懸念されま す。 　

　この背景には、世界大戦の反省の上に制定された日本国憲法を形骸化させ、「戦争ができる国」への転換をはかる。そのた めの経済貢献に資さない人たちへ福祉を切 り捨て、防衛費予算に回そうとする狙いが あると思われます。 　こうした時代だからこそ、改めて日本国憲法の意義を考える必要があります。そこで、 本セミナーでは憲法学の権威である樋口陽 一氏にインタビュー形式( 事前録画) でお 話を伺います。 　

　当日は聞き手の石倉氏からインタビューの 際の感想報告もありますので、皆さまぜひご 参加ください。

 

【話し手】樋口　陽一氏

1934 年9 月10 日生まれ。宮城県仙台市出身。 　

日本の法学者（憲法学・比較憲法学）。学位は法学博士（東 　北大学・1964 年）。東北大学名誉教授、東京大学名誉教授、 日本学士院会員、日仏会館名誉理事長、パリ第2 大学（パン テオン・アサス） 名誉博士。立憲デモクラシーの会の共同代表 も務めた、憲法学の権威。。 2011 年2 月には レジオン・ド・ヌール勲章を受賞している。 著書に『抑止力としての憲法―再び立憲主義について』（岩波 書店、2017 年） などがある。

 

【聞き手】石倉　康次氏 　

1952 年3 月26 日生まれ。奈良県生駒市出身。 　

元立命館大学教授・総合社会福祉研究所理事長。一般社団法人 社会福祉経営全国会議の理事も務める。著書に『まなざしとしての社会福祉』（北大路書房、２０２１年） などがある

 

【開催方法】オンライン（参加会場はございません）

 

【参　加　費】
①全国会議会員 お一人…6,000 円
②非会員お一人　…8,000 円

 

【申し込み方法】
グーグルフォームよりお願いします。

【振　込　先】

（通信欄に「経営トップセミナー」と「 参加者 の氏名」をお書きください。）

②③にお振込みの場合は、メールにてお知らせください。

 

★お申込者の皆さまに、見逃し配信（リバイバル配信）の予定です。