お知らせ
大阪支部長よりの新年のご挨拶
あけましておめでとうございます
大寒の時期、皆様におかれましてご活躍のことと拝察申し上げます。また、昨年度は大阪支部の活動に格別のご高配に厚く御礼を申し上げます。
さて、今年は第二次世界大戦の終結から80年となります。しかし、未だに戦争は終結しておらず戦火が世界中に広がっています。ロシアによるウクライナ侵攻は3年近くに及んでいます。また、イスラエルによるパレスチナへの攻撃も続き、中東では戦火が拡大しています。国際社会は戦争を止めることができず、子どもや女性・お年寄りなど罪もない人々の犠牲が増えているにもかかわらず、ロシアやイスラエルから核兵器の使用の可能性に言及する発言もでてきています。
このような情勢のなか、昨年のノーベル平和賞を日本原水爆被害者団体協議会が受賞しました。核兵器のない世界を実現するための努力と核兵器が二度と使用されてはならないことを証言によって示してきたことが受賞理由となりました。世界の各地で、平和のうちに生存する権利が奪われているなか、日本国憲法が肝要であることそしてその価値に学ぶ事がますます重要な年になりました。
巳年は新しい始まりや変化を意味すると言われています。目の前には課題が山積していますが、「権利としての社会福祉」を実践する組織として、新たな年を迎え旧に倍する活動を皆様方と進めて行きたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2025年1月
社会福祉経営全国会議 大阪支部長
叶原 生人