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「法人本部設置と機能・経験交流会」を開催しました!
7/15「法人本部設置と機能・経験交流会」を開催。参加者は70名!
「法人本部設置と機能」アンケート結果について事務局より報告。宮城厚生福祉会と静岡福祉会から法人本部設置に至る経過とその意義について具体的な経験を報告。活発な質疑応答も含め大変有意義な交流会になりました。
法人本部が事務実務の集中点だけでなく、実践の方向性をも巻き込み、法人や経営の主軸となる存在であることを強く感じました。
国は社会福祉法人に生産性や効率化、大規模化を求めている一方で、本部機能や事務のための報酬・加算はないことを国に問うていかなければなりませんね。
参加者感想アンケートより
・社会福祉法人の本部機能に関する調査は画期的だと思います。今後の政府交渉の際にもこのデータに基づく報告をしてもらい、実態を国にも把握してもらいたいと思います。
・一人のスーパーマンではなく、一定の分業体制やしくみを構築して、担い手を育て将来的な法人の事業継続を図っていくことが必要で、それをやらずに「あとはお願いね」というのは無責任!というお話にとても共感しました。
・同じ保育分野で、小さくてもしっかりと本部機能を確立して運営されており、財源確保も明確でわかりやすかったです。非常に参考になり学べました。法人のもつ特徴や人材を生かして、まずはできる方法から始めていくことが大事ですね。
・最後にご意見がありました、法人本部機能への報酬が保障されていないということについて、やはり声をあげていく必要があるのだと改めて感じました。また、社会福祉法人として介護、障害、保育等の多様な業種がある中で、退職金制度等がまちまちであることでの経営の困難さが生じているという実態が分かり、大変学びになりました。
・国の進める公的社会福祉制度のなし崩し的な策動に抗するため、全国の社会福祉法人が憲法に定める真の社会福祉を実現させるための運動の大展開が求められています。このような情勢で法人本部が単なる法人の事務処理センター的な役割に留まらず、地域の運動の母体ともなることの重要性を認識しました。